合同説明会は、複数の企業と直接接触し、企業の魅力や採用情報を深く知ることができる就活の重要なイベントです。
しかし、持ち物の準備が不足していたり、マナーを守れていなかったりすると、貴重な機会を活かしきれないこともあります。
この記事では、合同説明会の流れや必要な持ち物、そして守るべきマナーについて詳しく解説します。
準備を万全に整え、合同説明会を最大限に活用しましょう!
合同説明会とは
合同説明会とは、複数の企業がブースごとや時間ごとで、それぞれの概要や魅力を参加者に紹介する就活イベントのことです。
参加者は合同説明会を通じて多くの企業を比較することができます。合同説明会に参加することで、企業研究が深まります。
合同説明会で得た情報を活かして企業研究をするためには、メモなどを持参することが必要不可欠です。
持ち物を忘れても貸出がない合同説明会もありますので、この後紹介する「持ち物チェックリスト」を事前に確認しましょう。
たくさんの企業が比較できる合同説明会は、長時間にわたることもあります。
しっかりと持ち物を用意して、最後まで有意義な時間にできるように準備しましょう。
合同説明会の流れとまわり方
合同説明会の限られた時間の中で効率よく回るためには、事前準備と当日の行動がとても大切です。
当日の流れをイメージしながら持ち物を準備することが成功のカギとなります。
ここでは、合同説明会の大まかな流れを説明します。
2. 企業ブースの訪問
3. セミナーや講演への参加
1. 受付と会場案内
合同説明会に参加する際、まず会場の受付で名前を伝え、必要な書類を受け取ります。このとき、事前登録が必要な場合もあるので、事前に確認しましょう。
受付ではパンフレットやスケジュール表を受け取るため、持ち物としてA4サイズの書類が入るバッグを用意しておくと便利です。
合同説明会の初めは、全体の流れを把握することが大切です。
2. 企業ブースの訪問
合同説明会のメインは企業ブースの訪問です。
事前に企業の情報を調べ、質問を用意しておくと効果的です。
持ち物としてメモ帳や筆記用具を準備し、気になったことをすぐに書き留めることが重要です。
企業ごとにブースの雰囲気や説明内容が異なるため、比較しながら聞くことで理解が深まります。
自分がチェックしていない企業の話を気軽に聞けるのも、合同説明会の魅力です。意外に自分とマッチする企業があるかもしれません。積極的に機会を利用しましょう。
3. セミナーや講演への参加
合同説明会では、企業のプレゼンや就活に役立つ講演が行われることがあります。
セミナーのスケジュールを事前に確認し、興味のある内容に合わせて参加しましょう。
セミナーでは、合同説明会全体の流れや具体的な選考対策について学ぶことができます。
持ち物としてメモやノートを準備しましょう。講演内容を記録することで後から復習できます。
合同説明会の持ち物チェックリスト
合同説明会で必須な持ち物とあったら便利な持ち物をリストアップしました。
必須な持ち物以外は、状況等に合わせて持参することをおすすめします。
前日に持ち物チェックリストを利用して準備しましょう。
□スマホ
□学生証
□リクルートバッグ
□メモ帳
□筆記用具
□クリアファイル
□ハンカチ
□ティッシュ
□腕時計
<合同説明会であったら便利な持ち物>
□飲み物
□クリップボード
□モバイルバッテリー
□身だしなみ用品
□ボイスレコーダー
□履歴書
□スケジュール帳
□折り畳み傘
□常備薬
□カイロ
合同説明会に必須な持ち物
ここでは、企業合同説明会に行くにあたって、最低限そろえてほしい持ち物を紹介します。
これらを忘れると、思い通りに合同説明会でまわることができないかもしれません。
スマートフォン
合同説明会の持ち物としてスマートフォンは必須です。
スマホがあれば、会場地図やスケジュールの確認、気になる企業の情報検索がすぐにできます。
また、セミナーのスケジュール変更や急な連絡にも対応可能です。さらに、メモ機能を活用して簡単に情報を記録することもできます。
合同説明会は長時間になることが多いため、予備バッテリーも一緒に持ち物として準備しておくと安心です。
合同説明会の間は、スマホをマナーモードにしておくことを忘れないでください。
学生証
学生証は合同説明会の受付で提示を求められる場合もありますので、必ず持ち物として準備しましょう。
また、企業によっては特定の学生向け特典や案内がある場合もあるため、学生証を忘れず携帯してください。
学生証を忘れると、合同説明会にスムーズに参加できない可能性があるため、持ち物チェックリストに必ず入れておくべきです。
リクルートバッグ
リクルートバッグは合同説明会の持ち物をしっかり整理して持ち運ぶための重要なアイテムです。
A4サイズの書類やクリアファイルが余裕で入るサイズを選び、ビジネスにふさわしい落ち着いたデザインで自立するものが最適です。
たくさんの資料を受け取る合同説明会では、軽量で丈夫なバッグを用意しておくと疲れにくくなります。
メモ帳
合同説明会では、企業の説明を効率よく記録するためにメモ帳が欠かせません。
ノートでも良いですが、取り出しやすいメモ帳の方が会場での動きがスムーズです。コンパクトなサイズで、筆記しやすいデザインを選ぶと便利です。
企業ごとの特徴や気になった点を書き留めておくと、後で振り返りや比較がしやすくなります。
メモ帳は情報収集において必須の持ち物ですので、事前に用意しておきましょう。
筆記用具
合同説明会では小さな持ち物でも役立つ場面が多いため、筆記用具は必ず準備しましょう。
ボールペン、シャープペンシルをセットで持つと安心です。
企業の説明をメモするだけでなく、資料への書き込みやアンケートの記入など、さまざまな場面で使用します。
予備のペンを持ち物として加えておくと、万が一の故障にも対応できます。
クリアファイル
クリアファイルは合同説明会で配布される資料を整理するための必須アイテムです。
資料が折れたり散らばったりしないよう、A4サイズのクリアファイルを複数用意しておくと役立つでしょう。
企業ごとにファイルを分けておくと後で見返しやすくなります。
合同説明会で得た情報をしっかり管理するためには、このような細かい持ち物の準備が重要です。
ハンカチとティッシュ
合同説明会では清潔感が重要です。
そのため、ハンカチとティッシュは必ず持ち物として用意しましょう。
会場内では握手をする場面や、手汗を拭く必要がある場合もあります。
さらに、ティッシュは予想外のトラブルや急な汚れに対応するためにも役立ちます。
腕時計
合同説明会では時間管理が非常に重要です。
スマホで時間を確認するのも良いですが、ビジネスシーンでは腕時計の方がスムーズで印象も良くなります。
セミナーや企業ブースのスケジュールに遅れないために、腕時計を必ず持ち物として準備しましょう。
デザインはシンプルで清潔感のあるものを選ぶと、合同説明会でも好印象です。
合同説明会にあったら便利なもの
ここでは、突発的なトラブルや疲労対策、情報収集を効率化するために役立つ合同説明会の持ち物を紹介します。
飲み物
合同説明会は長時間になることが多いため、飲み物を持参すると便利です。
会場によっては自動販売機や休憩スペースが混み合うこともあるため、持ち物として事前に用意しておくとスムーズです。
リクルートバッグにも収まるボトルサイズを持参しましょう。
合同説明会で体調を整えるためにも飲み物は重要なアイテムです。
クリップボード
合同説明会では立ちながらメモを取る場面も多いため、クリップボードがあると便利です。メモ帳や資料を挟んで書きやすくなります。
特に、混雑した会場では落ち着いてメモを取るのが難しいため、この持ち物があると情報整理がスムーズに進みます。
軽くて持ち運びしやすいクリップボードを選べば、合同説明会での作業効率が大幅に向上します。
モバイルバッテリー
合同説明会は長時間であることが多く、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリーがあると安心です。
小型で容量の大きいものを選ぶのがポイントです。
身だしなみ用品
合同説明会では第一印象が重要なため、身だしなみ用品を持ち物として準備しましょう。
コンパクトな鏡やヘアブラシ、油取り紙、リップクリームなどが役立ちます。予備のストッキングなども用意しておくと安心でしょう。
ボイスレコーダー
合同説明会で多くの情報を得るために、ボイスレコーダーは非常に便利な持ち物です。
企業の説明やセミナー内容を録音しておけば、後で詳細を振り返ることができます。
特に、メモでは追いつかないほどの情報量がある場合に役立ちます。
ただし、録音する際は企業の許可を得ることがマナーです。
履歴書
履歴書は必須ではありませんが、合同説明会で持参すると便利な場合があります。
企業によっては、その場で選考の案内をしてくれることがあり、履歴書をその場で提出できるとスムーズです。
事前に用意しておくことで、思わぬチャンスを逃さず活用できます。
この持ち物を準備する際は、内容の誤りや汚れがないよう、きれいな状態で持ち運びましょう。
スケジュール帳
合同説明会では、今後の選考の案内などをされることがあるため、スケジュール帳があると、その場で書き込むことができます。
スマホアプリでも代用できますが、紙のスケジュール帳なら電池切れを気にせず使えるため、持ち物としておすすめです。
企業のアポイントメントやメモを一括して記録できるので便利です。
折り畳み傘
合同説明会当日の天候が不安な場合は、折り畳み傘を準備しましょう。
会場までの移動中に雨が降ることも考えられるため、バッグに収まるサイズの軽量な傘を選ぶと良いです。
雨に濡れてしまうと身だしなみに影響を与えるだけでなく、資料や履歴書が濡れる恐れもあります。天気の急変にも対応できるこの持ち物があると安心です。
常備薬
頭痛薬や胃腸薬など、必要になりそうな薬を少量バッグに入れておくと安心です。
特に、長時間の合同説明会では疲れや緊張から体調を崩すこともあります。
事前に持ち物として常備薬を準備しておくことで、万が一の場合にも落ち着いて対応できます。
カイロ
合同説明会が冬場に行われる場合、カイロが役立つ持ち物となります。
外で並ぶ時間が長い場合や、会場内が冷えることを想定して準備しておくと便利です。
手を温めたり、ポケットに入れておくだけでも快適に過ごせます。
合同説明会の服装は?
基本はスーツで参加することをおすすめします。
合同説明会では「服装自由」とされていても、多くの参加者がスーツを着ていきます。
合同説明会では企業の採用担当者と直接会う場面も多いです。スーツを着ることで、真剣さや誠実さが伝わります。
スーツを選ぶ際は、シンプルな色味(黒や紺)を選び、ネクタイやシャツも派手すぎないものを心がけましょう。
私服指定であったり、オンラインの場合など、合同説明会の服装について詳しく知りたい就活生は、こちらの記事を参考にしてみてください!⇩
合同説明会の事前準備は何をする?
合同説明会で事前の準備が不足していると、当日思うように情報を収集できなかったり、企業との交流を十分に活かせなかったりすることがあります。
必要な持ち物の準備だけでなく、参加前に調査や計画することも重要です。
・参加企業の情報を調べる
・スケジュールを立てる
・目的を明確にする
服装や必要な持ち物をチェックする
合同説明会に必要な持ち物を事前にチェックして準備しておきましょう。
筆記用具、メモ帳、クリアファイル、スマホなどの基本的なアイテムに加え、名刺や予備の履歴書など、便利な持ち物や服装を確認しましょう。
この記事のチェックリストを利用して忘れ物を防ぎましょう。
服装は「服装自由」や「私服指定」「スーツ指定」などとされることがあります。身だしなみも整えて合同説明会に参加しましょう。
持ち物の準備が整っていれば、合同説明会当日に慌てることなく情報収集に集中できます。
参加企業の情報を調べる
合同説明会に参加する前に、会場に出展する企業の情報を調べておきましょう。
企業の業種、事業内容、採用方針を把握しておくことで、当日のブース訪問を効率的に進めることができます。
特に気になる企業があれば、その企業についての質問を準備しておくと、企業担当者に積極性をアピールできます。
事前に調査を行うことで、合同説明会をより有意義なものにできます。
スケジュールを立てる
合同説明会の当日は多くの企業ブースを訪問するため、事前にスケジュールを立てておくことが重要です。
参加企業一覧やタイムテーブルを確認し、優先的に訪問したい企業をリストアップしておきましょう。
スケジュールを明確にしておくと、限られた時間内で効率よく行動できます。
また、スケジュール帳やスマホで管理することで、当日の流れを把握しやすくなるのでおすすめです。
目的を明確にする
合同説明会に参加する目的を事前に明確にしておきましょう。
たとえば、「特定の業界の情報収集」「志望企業の担当者と直接話す」「自己PRの練習をする」など、目標を設定しておくと行動がスムーズになります。
目的を意識することで、就活のステップアップがスムーズに進むでしょう。
合同説明会のマナー
ここでは、合同説明会で守るべきマナーについて、具体的なポイントをご紹介します。
・清潔感のある服装を心がける
・時間を守る
・会場内での態度に気を付ける
・スマートフォンは必ずマナーモードに設定する
挨拶を丁寧にする
企業ブースを訪問する際や退出する際も、必ず一言お礼を述べるようにしましょう。
丁寧な挨拶が、合同説明会での印象を大きく左右します。
清潔感のある服装を心がける
合同説明会では、基本はスーツを着用しシャツや靴を清潔な状態に整えておきましょう。服装に合わせて身だしなみ用品(鏡やブラシ)を持ち物として準備し、会場で整えるとさらに安心です。
派手すぎる装飾や香水は控えるのがマナーです。
時間を守る
合同説明会では、時間厳守が大切なマナーです。
受付開始時間に余裕を持って到着し、スケジュール通りに行動するよう心がけましょう。
腕時計を持ち物として準備し、常に時間を確認できるようにしておきましょう。時間を守る姿勢が信頼につながります。
会場内での態度に気を付ける
大きな声で話したり、スマホを使いながら歩いたりするのは控えましょう。
ブース内では、担当者の説明を真剣に聞き、適切なタイミングで質問することがマナーです。
また、座席や会場設備は丁寧に扱いましょう。持ち物の整理も心がけましょう。
スマートフォンは必ずマナーモードに設定する
合同説明会では、スマートフォンをマナーモードに設定することが基本的なマナーです。
説明会中にスマホの着信音や通知音が鳴ると、企業担当者や周囲の参加者に迷惑をかけてしまいます。
また、会場内ではスマホを使用する際にも注意が必要です。
必要な場合以外は画面を見続けないようにし、集中して説明を聞く姿勢を心がけましょう。
合同説明会は振り返りが大切!
合同説明会が終わった後は、もらった資料やメモを整理し、気になった企業をリストアップしましょう。
企業ごとの印象や質問の回答などを振り返ることで、次のアクションを計画しやすくなります。
合同説明会で使用した持ち物(筆記用具やメモ帳)を整理し、次回の合同説明会に備えることも重要です。
振り返りをしっかり行うことで、合同説明会で得た情報を最大限に活用しましょう。
まとめ
合同説明会は、就職活動を進める上で大きなチャンスとなるイベントです。
しっかりと持ち物を準備し、当日の流れやマナーを押さえておくことで、得られる成果が格段に向上します。
この記事で紹介したポイントを参考にして、充実した合同説明会の時間を過ごしてください。
そして、振り返りをしっかり行い、次のアクションにつなげることで、夢の内定に一歩近づきましょう!