2025年現在、ビジネスワークショップ型イベント「しゃべる就活」を東京・大阪・福岡の各地にて開催中です。
今回、しゃべる就活にご参加いただいたえびす商店様より、実際に参加して感じた手応えや感想を伺いました。現在、出展を検討いただいている企業様はぜひ参考にしてみてください。
\\しゃべる就活を詳しく見てみる//
企業様の概要
| 企業名 | えびす商店株式会社 |
| 主な採用チャネル | 新卒採用はこれから!マッチする方がいれば、のスタンス |
| 課題 | 認知度による母集団の少なさ |
数よりも人。相性を大切にする採用のかたち
——御社はこれまでの採用活動はどのように行っていたんでしょうか?
弊社はまだ積極的な新卒採用をしていませんが、これまで長期インターンから入社してくれた子がいたように、今後も出会いや縁からの採用はしていきたいと考えていました。
採用目標を明確に数値で設定しているわけではなく、より学生とのマッチング性を重視した採用活動をしたいと考えていました。
——その中で課題に感じていたのはどのような点ですか。
やはり、学生からの認知が圧倒的に少ないという点ですね。そもそも社名を知られていない。そこが一番のハードルに感じていました。
新卒採用はもちろんですが、⻑期インターンシップの学生さんをもっと増やしたいなと考えていました。なので、学生と直接話せる「しゃべる就活」は、自社のことを知ってもらえる良い機会だと思いました。
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自然な会話から生まれた学生とのつながり
——当日を迎えるにあたってどのような準備をされましたか?
特別な準備はしていませんでしたね。ただ、今回出会った学生に提供できるメリットを広く用意していきました。
後日ラフに就活相談のような話をする時間を設けてもいいですし、長期インターンに来てもらってもいいし。特に僕は前職でキャリアセンターに勤めていたので、「僕に自己分析や就活相談をさせてくれない?」と、フランクにしゃべることから学生との交流を深めていきました。
——しゃべる就活に参加している学生はどうでしたか?
積極的な学生が多かったです。企業人事に“いい顔”をする必要がない空気感だったので、みんなが自然体でワークを楽しみながら取り組んでいました。
学生の素のままの姿勢を見られたのがとても良かったです。
——印象的だった学生との出会いはありましたか?
その場で15~6人と連絡先を交換しました。最終的には2人の学生が長期インターンとして入ってくれました。とても好奇心旺盛で、いろんなことに興味を持っている学生たちです。
うちの仕事は正直、地道な作業の積み重ねです。そんな中でも自分なりの興味や意欲を持って前向きに取り組める子、そして学び続けられる子が合うと思っています。そういう意味でも、今回は本当に良い出会いがありました。
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まずは話す”ことから始まる、信頼の採用
——今後参加を検討している企業様へメッセージがあれば教えてください。
学生と話していると「これから就活を始めるので、他の就活生の状況を知りたくて来ました」とか、「グループディスカッションの経験を積みたいと思って参加しました」という声が多かったです。
まだ就活の初期段階にいる学生が多く、「いきなり説明会や選考に誘われるのは少しハードルが高い」という本音も聞きました。
だからこそ、“就活相談”のようなカジュアルな接点から入ることが大事なのかもしれません。
まずはイベントで「もっと話してみたい」「相談してみたい」と思ってもらえる関係を築く。そこから信頼が生まれて、結果的に採用につながっていく——弊社においては、そんな流れを大切にしていきたいです。