【しゃべる就活フェスタ】参加企業の声 vol.3 一対一で“本音”が見える。採用の温度を確かめる新しい出会い

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2025年9月、しゃべる就活フェスタが開催されました。
今回は初めてご出展いただいた若手採用やキャリア支援に注力する人材サービス企業の採用担当者様に、出展の背景や当日の手応え、そして今後の展望について伺いました。

出展をご検討中の企業様はぜひ参考にしてみてください。

企業様の概要

概要人材業界
昨年採用人数新卒約500名
主な採用チャネル媒体、DR、イベント、SNS採用広報など
課題・26卒採用において「内定承諾数が伸び悩む」

・応募数は十分あるが、“最後の決め手”となる接点づくりに課題

・対話を通じて学生の温度感や志向を把握できる機会が少なかった

・27卒採用では「市場感の把握」と「早期母集団形成」の両立がテーマ

 

早期化=熱量の高まり、とは限らない“イマドキ就活”

——まず、しゃべる就活フェスタに出展されたきっかけを教えてください。

弊社では、26卒採用において「内定承諾数の伸び悩み」という課題を感じていました。
もともと応募数は一定数ありましたが、「最終的に選ばれるかどうか」の部分にはまだまだ伸びしろがあると感じていたんです。

一方で、弊社の強みは学生と1対1で深く向き合うコミュニケーション
その強みが最大限に発揮できる場を探していた中で、しゃべる就活フェスタを知りました。
26卒の課題を踏まえつつ、27卒市場の温度感をつかむ場としても期待していました。

 

——参加前に感じていた学生への期待や印象はありますか?

正直、もともと「早期化」=「意欲の高まり」とは言えないのでは?と感じている部分がありました。

だからこそ、その実態をリアルに感じたいと思っていました。その上で参加してみたところ、今回出会った学生の中には、「とりあえず来てみた」という温度感の子も多かった印象です。

ただ、だからこそしゃべる就活フェスタのような会話ベースのイベントでなければ見えない本音がありました。
説明だけで終わる合同説明会では分からない“リアルな就活の空気”を感じ取れたのは大きかったですね。

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わずか20日で内定承諾へ

——実際、当日のブースの様子はいかがでしたか?

見込み人数450名という話を聞いていたのでそのつもりでいましたが、実際は550名前後だったようですね!私の体感としては、それを上回るような忙しさでした(笑)
そのくらいこれまでの合同説明会と比べても、学生の滞在時間が長く、一人ひとりとしっかり話す時間を取れた感覚です。

当日は「ブース」と「スカウト」で役割を分け、

  • ブースでは母集団形成(まず出会う)
  • スカウトでは“口説く”(次につなげる)
    という明確な動きを意識しました。
    結果的にこの連携がうまく機能し、想定を超える来訪数と接触数につながりました。

——成果として印象に残ったエピソードはありますか?

イベント当日に出会った学生が、
わずか20日間で内定承諾に至ったケースがありました。

当日ブースで話したあと、その場で次回面談を設定。
面談を経て最終選考→内定→承諾という流れで、スピード感のある意思決定につながりました。
この“その場で次の一歩を決める”仕組みは、しゃべる就活フェスタだからこそ実現できたことだと思います。

 

——ブース装飾NGというスタイルについてはいかがでしたか?

そうなんです。弊社は普段から装飾にあまりコストをかけていません。
目を引くパネルなどは一切なしで、机とパソコンだけ

でもしゃべる就活フェスタは、“会話”そのものが主役のイベント。
装飾がなくても十分に成立しましたし、むしろシンプルな分だけ学生との距離が近くなったように感じます。
荷物も少なく、動きやすかったのは助かりましたね(笑)。

 

今後の課題は“当日後のフォロー”

——今後の改善や挑戦したいことはありますか?

当日の動きは非常に手応えがあった一方で、課題は「その後のフォロー」です。
母集団形成まではできても、次の面談や内定にどう確実につなげていくか。

今後は、ブースでの説明トークから次アクションまでをより型化し、
「当日中に次回日程を確定する運用」を徹底したいと考えています。
体制をすぐに拡張するのは難しいので、まずは運用面での改善に取り組みたいです。

 

——イベントで出会った学生の思考性については、どのように感じましたか?

しゃべる就活フェスタで出会う学生は、挑戦したい気持ちは強いが、まだ方向性が定まっていないタイプが多い印象です。
それでも“人”や“環境”を見て意思決定する学生が多く、弊社の採用スタンスと非常にマッチ
していました。

実際に内定承諾に至った学生も、“何をしたいか”より“誰と働きたいか”を重視するタイプでした。
そういう学生と出会えること自体が、私たちにとっての収穫です。

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「後半戦を支える」イベントがあってもいい

——今後のイベントに期待することはありますか?

しゃべる就活フェスタのような形式はぜひ継続してほしいです。
そのうえで、もし可能であれば就活後半戦(26卒層)に特化したイベントもあると嬉しいですね。
早期化が進んでいるとはいえ、まだ模索段階の学生も多い。
そうした層に出会える場があると、採用活動の幅がさらに広がると思います。

 

——最後に、このイベントをおすすめしたい企業像を教えてください。

  • ベンチャー企業など、攻めの採用をしたい企業
  • 体育会系人材など、“話して惹きつけたい”学生層を狙う企業
  • ブース×スカウトの両輪で動ける体制を持つ企業

受け身ではなく、自ら動いて学生と向き合いたい会社にはぴったりだと思います。
参加するほど、“会話の価値”を再確認できるイベントです。

① 一対一の対話で学生の“温度感”を把握できる
② ブース×スカウトの役割分担で成果最大化
③ 当日中に“次アクション”を確定する運用が鍵
④ 装飾なしでも「会話」で惹きつけられる設計
⑤ “人軸で動く学生”との出会いが生まれる

 

   
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