そんな悩みを抱える都会生活者の中で、急速に注目を集め始めているのが「デュアルライフ(二拠点生活)」です。
かつてデュアルライフは費用がかかるイメージを持たれていたため、お金を持った資産家や富裕層などの一部の層が、都会と離れた場所に別荘を持って二拠点で生活をするといったライフスタイルというような印象がありました。
しかし、近年デュアルライフの言葉の意味はもっと一般的になり、都市部に住んでいる一般層でも二拠点での生活を楽しんでる人が増えてきています。より身近に行えるライフスタイルの一つになったということです。
そこで今回は、その気になるデュアルライフについて詳しく解説していきたいと思います。
デュアルライフとは?
最初にデュアルライフがどんなものなのかを解説します。
デュアルライフは、異なる2つの地域に拠点を持ちながら二拠点で生活することを指します。
また、2019年にリクルート社が住宅のトレンドとして「デュアラー」という言葉を発表しました。デュアラーは『都心と田舎の二拠点での生活=デュアルライフを楽しむ人たちのこと』と定義されています。
都心での目まぐるしい生活を送っている人たちの中には、田舎や郊外での自然に囲まれた生活に憧れの気持ちを持っている人が少なくないとしています。
デュアルライフに必要な拠点の持ち方には大きく分けて3パターンが想定できます。
・賃貸物件を借りる
・土地や家を買う
デュアルライフに必要な拠点の持ち方①シェアハウスに入る
シェアハウスは賃貸を借りる場合と比べて、賃料が比較的安いことが多いので、費用を抑えることができ気軽に始めやすいです。ただ、費用も安くシェアハウスはとても人気の物件なのでなかなか入居することができないのも注意点です。
デュアルライフに必要な拠点の持ち方②賃貸物件を借りる
賃貸でマンションやアパート、一軒家を借りる方法です。シェアハウスと比べて他人と共有するものがないので、田舎生活を全力で満喫したい人や、家庭を持っている人におすすめです。
デュアルライフに必要な拠点の持ち方③土地や家を買う
地方は都心に比べて土地の料金がかなり安く購入費用も抑えられるので、予算次第では土地や一戸建てを購入する事もできます。しかし、デュアルライフを始めるための初期費用が割高になるので、予算や場所、物件を選ぶことは慎重に行わなくてはなりません。
他にも選択肢としてデュアルライフを実際に始めてみたいけど少し不安だ、コミュニティに馴染めるか不安だと言う場合はマンスリーマンションを借りるという方法もあります。
マンスリーマンションだとすでに生活用な家具や家電が揃っている上に、1週間からの短期契約が可能で敷金や礼金もかからないので初期費用も安く抑えることができます。まずは、住みたいと思った地域の住みやすさや、環境を体験してから始めることもできます。
デュアルライフを行うメリットは?
二拠点をどのように使うかは人によって様々ですが一般的な使い方としては、平日は都市部の拠点で仕事などをしながら、週末は都会の喧騒から離れ、田舎の拠点に移ってゆっくりする、というような環境の異なる二拠点を利用したライフスタイルです。
メリットを紹介する前にデュアルライフが注目されている理由を紹介します。
デュアルライフが注目されている理由の一つは、新型コロナウィルスの影響があります。2020年から、私達の生活は今までのものと大きく変わりました。3密をスローガンとした、「密集・密接・密閉」が避けられるようになり、全国各地から人が流入し活発な都市部から離れてくことを検討する人も増加しました。
リクルート住まいカンパニーが2018年11月に全国の20〜60代の男女に行った「デュアルライフ(二拠点生活)に関する意識・実態調査」によると、今後デュアルライフをしようと検討している人は14%であったのに対し、コロナ禍に入った2020年7月時点では27.4%と倍増したと発表した。
また、働き方の多様化です。オフィスというものが必ずしも必要ではなくなってきた現代では、技術の進化からパソコンや、タブレット、スマートフォン一つあればいつでもどこでも、仕事ができるようになりました。それによって、リモートワークといった様々な働き方が増え、自分の働き方に合わせてライフスタイルを自由に選択できるようになりました。より自分らしい生活を送ることが可能になったことはデュアルライフを広める大きな要因となりました。
それに加え、政府や地方自治体も積極的に働き方改革や、移住制度などを充実させてデュアルライフをはじめとした様々なライフスタイルを選べるように積極的に支援しています。このような背景から、デュアルライフが一般に浸透してきたのだと考えられます。
では、デュアルライフにはどんなメリットがあるのでしょうか。
・リラックスや余暇を満喫できる
・趣味をより楽しめる
・住む環境を変えられる
・万が一のリスクに備えられる
デュアルライフのメリット ①のびのびと子育てができる
広々とした空間で子供を育てたいというニーズが高まっている中で、環境の異なる二拠点があると自然に触れさせるような様々な体験やアクティビティができたり、多世代と交流して多様な価値観に触れることができます。
子供の就学については、平日は都会の学校に通って週末は自然に触れるという生活スタイルや転校という選択のほかに、都心に住民票と学籍をおいたまま地方の学校に通える「デュアルスクール制度」を取り入れている自治体もあります。
都心の学校に比べて地方の学校は生徒数も比較的少ないためより密な教育を受けられることや、いじめなどのトラブルも発生しにくいため都心の学校生活に馴染めない子供がよりのびのびと教育を受けられるかもしれません。
デュアルライフのメリット ②リラックスや余暇を満喫できる
都会の喧騒を離れてゆったりとした暮らしを求めている人が増えています。自然に囲まれてのんびりとした時間を過ごして癒やされたり、リラックスできます。
また、一次産業が盛んな地域では、新鮮な野菜や魚などの食材が低価格で手に入れられるので、ご飯も美味しくいただくことができます。日々の食卓に並ぶ食材に対しての意識も変わるかもしれませんし、自分も家庭菜園や釣りなど新しい趣味を見つけられるかもしれません。
デュアルライフのメリット ③趣味をより楽しめる
アウトドアやスポーツ、山登り、サーフィン、釣りなど自然を堪能する趣味は様々な人に愛されています。二拠点目を都会から離れた自然に囲まれた場所にすることによって、都会ではエンジョイしきれない自然を用いたアクティビティを、より身近に楽しむことができます。
また、広々とした土地を利用したガーデニングや本格的な農業を楽しむことができます。週末に自然の中で時間を過ごし、精神をリフレッシュした状態で都会に戻って仕事をすれば、いつもとは違う気持ちで働くことができるようになります。
このように作業効率を高めるという理由でもデュアルライフを選ぶ人もいます。
デュアルライフのメリット ④住む環境を変えられる
自分のキャリアの中でいずれは田舎に移住したいと考えているが、都会を離れたときに生活環境の変化や地域のコミュニティに馴染めるかが不安な場合は事前にプチ田舎暮らしを楽しむことができます。
また、新しい故郷と呼べるような居場所を作ることができます。都会では会社内の人間などとしか交流がないという方も、田舎に移れば幅広い年齢層の方と出会うことができたり、異業種の方との交流が待っているでしょう。
新たな価値観が身に付くきっかけになるかもしれません。
デュアルライフのメリット ⑤万が一のリスクに備えられる
デュアルライフを行っていれば、もう一つの拠点を困った際の避難場所としても利用することができます。首都圏では、首都直下型地震などを始めとした大きな災害がいつ起きてもおかしくない状況です。もし首都圏で災害に見舞われた際に、避難する場所として大きな心の支えになります。
また、コロナなどの疫病が流行った際には、感染を避けるために都会の密集を避けた生活を送る拠点にすることもできます。環境の違う二拠点を持っていればそのようなリスクヘッジ的な使い方をすることもできます。
移住をしてしまうと今までの生活から環境がガラッと変わってしまいます。住む環境の変化に伴い、仕事を変えなければならなかったりするので、リスクにつながる部分があると思います。しかし、デュアルライフであれば、今の仕事を続けながら、都会と地方の良いところをそれぞれ感じることができます。
デュアルライフに向いている職業
デュアルライフで二拠点を行ったり来たりする生活を送っている人の中によく見られるのは、自由な働き方を選べるような職種や、会社や組織などに依存しないような働き方ができる仕事、個人で行っている仕事などが多いです。また、組織や会社に属していたとしてもインターネットやクラウドサービスの充実に伴い二拠点を構えた生活を送りやすくなっています。
どんな職種がデュアルライフに向いているのでしょうか。
・テレワーク
デュアルライフに向いている職業①:フリーランス
会社や組織に所属せず、個人で仕事を請け負うのフリーランスであれば、勤務地が定まっていないことも多く、組織や会社に属している人と比べて自由なライフスタイルを送ることができます。
職種としては、「システムエンジニア」「プログラマー」「Webデザイナー」「グラフィックデザイナー」「ブログライター」などWEBやITサービスを用いた仕事があります。
インターネット環境の向上やクラウドサービスの普及などにより、パソコンやタブレット、スマホなどのデバイスがあれば場所にとらわれず仕事をすることができます。
また、事務所として二拠点生活先を用意するなどの方法もあります。
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デュアルライフに向いている職業②:テレワーク
いわゆる在宅勤務のことです。「リモートワーク」という呼称を用いる場合もあります。
所属する会社のオフィスではなく、自宅など都合の良い場所で働くことができます。
インターネット利用環境がより安心・安全になったことで、職種によっては、オフィス以外での勤務を認める企業も増えているようです。会社員の場合でも、フルリモートワークが許可されている場合、今すぐにでもデュアルライフを始めることができます。
また、一部テレワーク可の場合であっても、勤務先のある地域と自宅の二拠点を行き来するような生活を送ることができます。
どうしても今の環境を大きく変えずにデュアルライフを始めたいという方は勤務先と生活の二拠点を行き来するという方法もあります。電車や車で2時間程度の距離であれば、週末を利用して行き来できる可能性もありますので、たとえデュアルライフに向いている職業じゃなかったとしてもそちらを検討してみてもいいかもしれません。
では、デュアルライフを始めるとした場合どのくらいの費用が予想されるでしょうか。
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デュアルライフに関する費用
実際、デュアルライフにかかる費用はどれくらいなのでしょうか?
かかる費用を想定しながら考えてみましょう。
・移動にかかる交通費
デュアルライフにかかる費用 ①家賃、家具や家電など生活必需品
デュアルライフは生活拠点が2つになるので、単純に家賃が二拠点分かかります。
また、そこでの生活に必要な生活用品や、家具・家電、水道光熱費なども二拠点分必要になってくるので追加でかかる費用は増えてしまいます。
幸い、地方の物件はエリアによっては家賃が月額2万程度の物件もあったり、キッチンやトイレなどを共同で利用するシェアハウス、定額制の泊まり放題サブスクなどのサービスが増えてきており、選択次第では費用を安くすることができます。立派な別荘を作らなくても、コストパフォーマンスが良いデュアルライフを始められることができるようになったのも、注目される様になった要因です。
デュアルライフにかかる費用 ②移動にかかる交通費
二拠点を往復しながら生活をするので、その移動のたびに交通費がかかってしまいます。
移動手段として考えられる主なものは、新幹線、電車、車などがあります。
新幹線や、電車などを使って都会と地方を移動する場合は二拠点を往復する分の費用がかかってしまいます。また、車で移動する場合にも、ガソリン代や高速料金などがかかります。さらに、車の所有にかかる維持費用などもかかってきます。
東京から2時間圏内でのデュアルライフにかかってくる費用(1ヶ月)は
・水道光熱費:5000円〜1万円
・生活費:2万〜3万円
・移動交通費:1万〜3万円
実際に山梨と東京でデュアルライフを行っている人は
・水道代:近所の水汲み場から調達(無料)
・ガス:風呂は温泉施設か、ドラム缶風呂
・電気代:約1000円/月
・インターネット通信費:約5000円/月
・駐車場台:約4000円/月
・固定資産税:約3000円/年
・交通費:約3万円/月
今はもうデュアルライフは富裕層だけの娯楽ではなく、この先移住を検討している人や仕事以外の時間をもっと充実させたい一般層や、子供をのびのびと育てたいファミリー層などたくさんの人に需要があります。少しでも、制度などを利用して費用を抑えて、負担を少なくすれば気軽にデュアルライフを楽しむことができます。
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デュアルライフ先として人気のエリア
デュアルライフ先として選ぶ際に慎重になるのはどこに住むかだと思います。
選ぶ際の指標は人によっても異なるとは思いますがポイントになるのは、
2.土地代、賃料などが安い地域
3.そして自分のやりたいことが叶う地域
2020年に不動産流通経営協会がおこなった「複数拠点生活に関する基礎調査(https://www.frk.or.jp/suggestion/202007_fukusukyoten_kiso.pdf)」によると、二拠点目の場所は「メイン拠点から平均して2時間強の位置」にある場所が多いです。
都心の近くに本拠地がある場合は、二拠点目はアクセスの良い関東圏内で探すのがおすすめです。関東圏にも大自然に囲まれてアウトドアや農作業を楽しむことのできるエリアは多く存在しますし、温泉やキャンプやゴルフなどのレジャーを楽しめる施設も多くあります。そこそこに栄えており、適度に自然に囲まれた暮らしを行える場所も多いので、目的に合う場所を比較的探しやすいでしょう。
そこで、首都圏在住の方におすすめのデュアルライフ先として人気のエリアを紹介します。首都圏からのアクセスがよく、比較的物件が見つかりやすいエリアからピックアップしています。
・神奈川南側エリア
・西東京エリア
・南房総エリア
デュアルライフ先として人気のエリア① 神奈川西側エリア
神奈川県の西側のエリアは車や新幹線を用いたアクセスが良いです。また、街も栄えており、観光地である熱海や、伊豆、箱根、富士山なども近いため、生活の拠点にするのはもちろん、羽を伸ばす拠点にするにも向いています。
例えば、小田原市は東京から新幹線で30分ほどで行くことができます。人口も19万人ほどと栄えており、海にも面しており生活しやすく、小田原市から都内に通勤している人もいますし、郊外のベットタウンとして人気の街です。小田原を中心として箱根温泉などに足を伸ばして見てもいかがでしょうか。
デュアルライフ先として人気のエリア②神奈川南側エリア
横に長い神奈川県ですが、南側は太平洋に面しており海に根付いた暮らしを行うことができます。神奈川県の南東には三浦半島や、葉山など古くから別荘地としてデュアルライフ先として人気のエリアがあります。
三崎マグロで有名な三浦半島最南端の三浦市は、品川から京急線特急で約1時間強とアクセスも非常に抜群です。三浦市は相模湾と金田湾に囲まれており、東と西のどちらに進んでも海に突き当たることができるので、海を使ったアクティビティが楽しめます。サーフィンや、海水浴、釣りやマリンスポーツが好きな方には絶好のデュアルライフ先といえます。街中には、マグロを始めとして海産物を使った飲食店も多く、新鮮な魚を楽しむことができます。三浦市も移住支援や、UターンやIターンで訪れる人達へ創業支援などを行っており積極的に移住者を誘致しています。
また、近場だと茅ヶ崎市などは三浦市に比べて都内から近く、海に広く面しているので海水浴場も多く、明け方からサーフィンを楽しんでいる人を年中見かけます。また、江ノ島へのアクセスも近く近場で遊べるスポットが有るのは二拠点目として最適かもしれません。
デュアルライフ先として人気のエリア③ 西東京エリア
東京の西側は東京とは思えないほどきれいな大自然が広がっており、登山や、ハイキング、川遊びや、キャンプなど山を用いた自然のアクティビティを楽しむことができます。西東京エリアには青梅市や、昭島市、あきる野市など自然が溢れたエリアがたくさんあります。奥多摩エリアへのアクセスは新宿から青梅駅まで電車で約70分、そこから青梅線を乗り継いで置くためエリアにアクセスできます。
東京都内で自然を満喫するデュアルライフを送れるのは理想的ですよね。
デュアルライフ先として人気のエリア④ 南房総エリア
二地域居住のサブ拠点としては、千葉県の南房総も人気のあるエリアです。内房エリアでは、東京湾アクアラインの起点でもある木更津市や袖ケ浦市、ゴルフ場の数が日本一の市原市、更に南へ範囲を広げて富津市、南房総市、館山市。外房エリアではいすみ市、勝浦市、鴨川市など広く物件を探すことができます。千葉県最南端の館山までは、東京駅からJR特急や高速バスで約2時間。海に近く気候が温暖で、冬でも花が咲き誇る「花のまち」としても知られます。
二拠点目としては、千葉県の南房総エリアも人気です。房総半島内だけでも、東京からアクアラインでアクセス抜群の木更津市や、ゴルフ場の数が日本で一番多い市原市など、他にも様々な街があります。千葉県の最南端である館山までは、東京駅からJR特急や高速バスを用いて約2時間ほどで行くことができます。千葉県の房総エリアは東京からアクセスも良い上に、海が近く気候も比較的温暖であるため、冬の時期でも花が咲く「花のまち」としても知られています。デュアルライフ先でのんびりと自然に囲まれながら花を見るのはいかがでしょうか。
ご紹介したエリアに限らず、地方都市やその周辺では移住・定住の促進を図るため、補助金の交付等を行っている自治体も多くあります。また、中古物件なら1,000万円以下、空き家バンク等を活用すればさらに安く購入できるチャンスもありますので、ぜひ地域の不動産会社や自治体などで情報収集してみてはいかがでしょうか。
中古の物件ならエリアに寄っては1,000万円以下で入手できるものもあります。また、空き家をリノベーションしたりして自分好みに改造するようなライフスタイルも流行っています。ぜひ、気になる地域があれば不動産サイトや自治体で情報を集めてみてはいかがでしょうか。
もちろん紹介したエリアだけでなく、地方都市を始めとしたその周辺地域では移住や定住の促進を図るために、補助金の交付を積極的に行っている地方自治体も多く存在します。
デュアルライフに関する移住制度やサービス
地方自治体なども、デュアルライフ希望者を支援するために、いろいろなサポートが設けられており、うまく利用することで費用を抑えることができます。
例えば、新潟県を例にすると。
新潟県では、単身の場合最大60万円、世帯の場合最大100万円の移住支援金をもらうことができます。
東京23区に在住または、東京圏に住んでいて、23区に通勤する方が対象になります。
その他、もろもろの条件はありますが、このようなサービスもあるので積極的に利用していけばデュアルライフも夢ではないはずです。
新潟県HP 移住支援金:https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/shigototeijyu/1356915648577.htm
また、一般社団法人 移住・交流推進機構が運営する”ニッポン移住・交流ナビ「JOIN」”では田舎暮らしの魅力を発信している他、移住に役立つ情報や、地域の魅力に関する記事が掲載されているので、デュアルライフを始める際の情報収集に役立つと思います。
ニッポン移住・交流ナビ「JOIN」:https://www.iju-join.jp/
あなたが住みたいと思っている地域にデュアルライフで利用できる制度がないか調べてみてはいかがでしょうか。
デュアルライフは、あくまで目的を達成する手段の一つです。やりたかったことを追求していった結果、気がついたら二拠点での生活になっていたということもあるかもしれません。デュアルライフを始めるきっかけは人それぞれかも知れませんが、自分がやりたいことを実現するための手段としてデュアルライフを始めてみてはいかがでしょうか。
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