「早く内定をもらって就活を終えたい!」
「本選考の前に選考を経験しておきたい!」
そんな学生にとって、早期選考は大きなチャンスです。
早期選考は、受かりやすいと言われることも。
この記事では、早期選考の受かりやすい理由やメリット・デメリット、対策方法まで詳しく解説します。
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早期選考とは?
就職活動では、大学4年生の3月頃に選考が開始するのが一般的なスケジュールです。
しかし、中には選考を大学3年生の秋頃から選考を始める企業もあります。これが「早期選考」です。
早期選考と、一般的なスケジュールの選考(本選考)では、選考時期が大きく異なります。
早期選考は、受かりやすいチャンスが多く、内定を得られれば本選考が始まる前に就職活動を終わらせることも可能です。
早期選考は、いち早く内定をもらえる、ゆとりを持って就職活動を進められるなどのメリットがある一方、準備期間が短い、企業研究不足などのデメリットもあります。
どちらの選考を受けるか、あるいは両方に参加するかは、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分の状況に合わせて判断しましょう。
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受かりやすい?早期選考の合格率は?
気になる早期選考の合格率は、25卒で4割程度と受かりやすい傾向にあります。
キャリタスが行った調査によると、大学3年生の3月1日時点で、早期選考で内定を獲得した学生の割合は43.2%でした。
早期選考の合格率は年々増えているようです。
参考:<確報版>4月1日時点の就職活動調査 ~キャリタス就活学生モニター2025調査(2024年4月)|キャリタス
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早期選考が受かりやすい理由
早期選考は、合格しやすいと言われることがあります。
その理由をいくつかご紹介します。
早期選考が受かりやすい理由② 内定辞退を考慮して多めに採用
早期選考が受かりやすい理由③ 競争相手が少ない
早期選考が受かりやすい理由① 優秀な学生を早めに確保
企業は、優秀な学生を他社に先駆けて確保するために早期選考を実施します。その狙い通り、就活生側は早期選考を受けるために早めに準備を始めている人が集まります。
そのため、企業にマッチする人材だと早く気づいてもらえるチャンスが増えます。結果として受かりやすいと言えるでしょう。
早期選考が受かりやすい理由② 内定辞退を考慮して多めに採用
企業は、早い段階での選考になるほど、内定辞退者が一定数出ることを見越して、多めに内定者を出す傾向にあります。
本選考の前の早期選考では、採用枠が多めに設定されていることも多く、結果的に合格しやすくなる傾向が見られます。
そのため、早期選考は本選考に比べて受かりやすいといえるでしょう。
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早期選考が受かりやすい理由③ 競争相手が少ない
多くの学生は、大学4年生の3月以降に始まる本選考から就職活動を本格化させます。それに対して、早期選考は大学3年生の秋頃からスタートすることが多く、この時期に動いている学生はまだ少ないのが現状です。
つまり、本選考と比べて競争率が低くなりやすいと言えるでしょう。
さらに、早期選考ではインターンシップに参加した学生など、ある程度限定されたグループから候補者が選ばれることもあります。
こうしたライバルの少なさが、結果的に早期選考が受かりやすいと言われる理由になっていると考えられます。
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早期選考のメリットとは?
就職活動を有利に進めるために、早期選考を受ける学生が増得つつあります。
早期選考ならではのメリットをご紹介します。
早期選考は受かりやすい
早期選考は、本選考よりも受かりやすい傾向にあります。
企業は、優秀な学生をいち早く確保するために早期選考を実施しており、多めに内定者を出すつもりで採用活動を行う可能性が高いです。早くから就活を始める学生が受ける早期選考はライバルが少ないともいえるでしょう。そのため、受かりやすいことは早期選考に参加する大きなメリットです。
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早めに就職活動を終えられる
早期選考で内定を獲得できれば、本選考が始まる前に就職活動を終わらせることができます。
就職活動は、時間的にも精神的にも負担が大きいものです。
早期選考を利用することで、就職活動を早めに終え、卒業までの時間を有効活用でき、卒業旅行や資格取得、趣味に没頭するなど、自由な時間を満喫できます。
採用フローをいくつかカットできる
早期選考のメリットの一つに、選考フローが簡略化される場合があります。
企業は優秀な学生を早く確保するために、選考期間を短縮しようとします。
例えば、通常は「エントリーシート→筆記試験→グループディスカッション→面接(複数回)」という流れであるのに対し、早期選考では「エントリーシート→面接(1回)」のように、筆記試験やグループディスカッションが免除されるケースがあります。
選考フローが簡略化されれば、時間や手間を省くことができ、効率的に就職活動を進められます。
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本選考の練習ができる
早期選考は、本選考の練習になります。
事前に準備していたつもりでも、実際には想定外の質問にうまく答えられないなど、自分の弱点に気づくことができます。
「面接で緊張してうまく話せなかった」、「グループディスカッションで自分の意見を主張できなかった」など、早期選考で経験したことを反省し、改善することで、本選考に臨むことができます。
内定と心の余裕を確保できる
早期選考で一つでも内定を獲得できれば、心の余裕を持って就職活動を進めることができます。
内定がない状態では、焦りや不安を感じてしまうこともあるでしょう。
早期選考で内定を確保しておけば、落ち着いて本選考に臨むことができます。
早期内定はアピールになる
早期選考で内定を獲得していることは、企業にとって大きなアピールポイントになります。
すでに内定があるということは、それだけ他の企業や採用担当に認められている存在ということの証明になるので、早期選考に受かっていることは、プラス評価につながるでしょう。
そのため、早期内定は、就職活動全体を有利に進める上で、大きな武器となるでしょう。
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早期選考のデメリットは?
早期選考は受かりやすくメリットが多いですが、注意しておきたいデメリットもあります。しっかりと理解した上で、早期選考を受けるかどうか判断しましょう。
準備不足で落ちる可能性がある
早期選考は、本選考よりも開始時期が早いので、準備期間が短くなってしまう可能性があります。
企業研究や自己分析、面接対策などが不十分なまま選考に臨むことになり、本来の実力を発揮できないまま落ちてしまう可能性が高いです。
早期選考を受ける場合は、限られた時間の中で効率的に準備を進める必要があります。
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本選考にエントリーできなくなるかも
企業によっては、早期選考で落ちた場合、本選考にエントリーできない場合があります。
これは、企業が早期選考で採用枠をある程度埋めてしまうためです。
もし、本選考にエントリーできなくても、他の企業の選考を受けることはできますが、第一志望の企業を受けられないのは大きなデメリットと言えるでしょう。
オワハラを受ける可能性がある
早期選考で内定を得た場合、企業から「オワハラ」を受ける可能性があります。
オワハラとは、「就活終われハラスメント」の略で、内定承諾を急かしたり、他社の選考を受けないように強要したりする行為を指します。
早期選考は、内定承諾の期限が早い場合があり、十分に検討する時間がないまま承諾を迫られるケースもあるようです。
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早期選考を受けるべき就活生
受かりやすいと言われている早期選考ですが、しっかりとした用意や目的意識がなければ受かることはできません。
ここでは、早期選考をおすすめしたい就活生の特徴を紹介します。
早期選考がある業界を志望している就活生
金融業界、コンサルティング業界、IT業界など、一部の業界では、早期選考を実施している企業が多くあります。これらの業界を志望している就活生は、早期選考を受けることを検討してみましょう。
なぜなら、これらの業界の企業は、人気が高く、選考スケジュール自体が他の業界よりも早い傾向があるからです。枠がなくなる前に、比較的受かりやすい早期選考で内定を確保することをおすすめします。
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本選考の練習をしておきたい就活生
本命の選考を受ける前に、早期選考で練習をして、書類や面接対策をしておきましょう。
早期選考では、面接やグループディスカッションなど、本選考と同様の選考を受けることができます。
早期選考で経験を積むことで、本選考で緊張せずに実力を発揮できるようになるでしょう。
また、早期選考で不合格になったとしても、その経験を活かして本選考に臨むことができます。
言ってしまえば、早期選考は、本命企業を受ける前の「練習試合」として使うのが正しいです。
面接など実践的に選考を経験することで、そこからしか見えてこないことがあるはずです。その反省を生かして本命の選考対策に繋げましょう。
早く就職活動を終えたい就活生
早期選考で内定を獲得できれば、本選考が始まる前に就職活動を終わらせることができます。
卒業旅行や資格取得、趣味に没頭するなど、自由な時間を満喫することができます。
また、就職活動のストレスから解放され、心穏やかに過ごすことができます。
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早期選考を受けるには?
早期選考を受けるには、様々な方法があります。
企業にエントリー
興味のある企業のホームページなどで、早期選考のエントリーを受け付けている場合があります。
企業によっては、独自の選考基準を設けている場合があるので、事前に情報収集をしておくことが大切です。
早期選考は受かりやすい傾向があるので、積極的にエントリーしてみましょう。
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OB・OG訪問・選考イベントに参加
OB・OG訪問や選考イベントに参加することで、企業の採用担当者と直接話す機会が得られます。
その際に、早期選考について質問したり、興味を示したりすることで、選考に進むことができる場合があります。
積極的にコミュニケーションを取り、熱意をアピールしましょう。
スカウト・オファーを待つ
企業によっては、優秀な学生に対してスカウトやオファーを送る場合があります。
また、大学に届く求人票の中には、早期選考の情報が含まれている場合もあります。こまめに情報収集を行い、チャンスを逃さないようにしましょう。
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インターンシップに参加
インターンシップに参加することで、企業の担当者から直接早期選考の案内を受けることがあります。
インターンシップは、企業の仕事内容や社風を理解する良い機会であると同時に、早期選考に繋がる可能性もあります。
積極的に参加してみましょう。
就職エージェントや内定者の紹介
就職エージェントや、すでに内定を得ている先輩に紹介してもらう方法もあります。
就職エージェントは、企業の採用情報に精通しており、早期選考の情報も持っています。
また、内定者は、企業の選考方法や雰囲気などを知っているので、的確なアドバイスをもらえるでしょう。
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受かりやすい早期選考でも対策は必須!
早期選考は、本選考と比べて選考時期が早く、準備期間が短いという特徴があります。
早期選考は受かりやすいといえますが、早期選考は優秀な学生を確保するためのものです。
そのため、選考基準は決して甘くありません。
準備不足のまま選考に臨むと、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性があります。
早期選考で成功を収めるためには、事前の準備がカギとなります。
自己分析と企業研究
早期選考では、「なぜその企業で働きたいのか」「自分に何ができるのか」を明確に伝えられるように準備しておくことが重要です。
そのためにも、自己分析と企業研究をしっかり行い、その結果を照らし合わせながら書類や面接の回答を作成する必要があります。
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面接対策
面接は、企業の採用担当者と直接会って話すことができる貴重な機会です。早期選考では、好印象な受け答えを心がけましょう。
そのためには、想定される質問への回答を事前に考えておくことが重要です。また、自信を持ってハキハキと話せるように練習しておくことも大切です。
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いち早く早期選考対策がしたい人へ
この記事では、早期選考が受かりやすいと言われる理由を紹介しました。
受かりやすい早期選考とはいえ、ある程度、準備しておかなければ、無意味になってしまいます。
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