大学にあるキャリアセンターを利用したことがある学生はどれくらいいるでしょうか?
また、利用していた卒業生はどれくらいいますか?
ライターである私は青山学院大学を2021年に卒業をしましたが、奨学金関連の相談以外ぶっちゃけほぼ利用していませんでした。そんな私は学費分のサポートを十分に受けていなかったなと、社会人になった今後悔をしています(笑)
このように考えるきっかけとなった出来事を、今回はお話してみようと思います。
『キャリア』という意味の捉え方や、『就活』の準備、”今だからできること”を再度考えて見るきっかけになると嬉しいです。
キャリア教育の重要性
私がキャリア教育に力を入れていきたいと考えるようになったきっかけの1つは、新卒で入社をした株式会社shabellでキャリアシェアサービスの新規事業に携わったことです。
新規事業が立ち上がった背景は、新卒就職支援事業を行っていた一昨年に直面した”新卒採用で入社をした社会人の離職率の高さ”。
辞めるという選択をした人は、学生のときに適当に就活をしていたわけではないと思っています。早期離職を決断する理由は、必ずしもネガティブなことばかりではありませんが、一生懸命に就活をして入社後も一生懸命働いていたけど、その過程の中でミスマッチを感じてしまう新卒社員が多くいるのも事実です。
その課題の根本は『キャリア教育』にあると考えています。
キャリアとは経歴ではなく『生き方』を表す言葉
働くことの意味や、世の中にどれだけの職業があるのかを体系的に学ぶ機会がないまま就活という人生のステージに立ってしまったり、
今はYoutuberや旅人も職業として認められており、世の中のキャリアに対する考え方が急速に変化しているのに、教育が追いついていない。
今後はもっと色々な職業が認められ、パラレルキャリアや兼業をはじめとして、色々な生き方を歩む人が増えていきます。
環境が変わったり自分のライフステージが変わっても働き続けられる、そのときの自分やそのときの環境、そのときの時代に合わせて働き方や職業が選べる、そんな時代になっていく。
だからこそ、『キャリア』という言葉が持つ意味は、どんどん大きくなっていきます。
就職や転職時に仕事上の経歴や経験を示すものとして認識している人が多いですが、私は『キャリア』を”生き方”そのものを表す言葉だと捉えています。
どんな仕事に就くかよりもどんな生き方をしたいか
自分と社会の関係性をどう構築していくべきかを考えていくと、『就職活動』という言葉自体消滅させたくなるくらい、もっともっとたくさんの可能性を発見できます。
「考えてみる」ということをして欲しい。『自分がどれだけ動いてきたか』によって得られるものも選択肢の幅も変わってきます。就活になってから、なりたい姿ややりたいことを探し始めてしまうのはとてももったいないです。
今はまだわからなくても、社会人になったときに見える未来が必ず変わるはずです。
キャリアは自分で作り上げるもの
最後になりますが、そのアクションの1つが『キャリアセンターの活用』にあると私は思います。
「人に相談する」「動いてみる」という意味においてです。
キャリアセンターは、就活のソリューションを提供するだけでなく、『生き方』を一緒に模索し、キャリアの築き方までをサポートをしてくれる場所です。みなさんのアクションを待つだけではなく、キャリアセンターからも積極的なアクションを続けています。
その第一歩として、shabellと青学は7月7日にキャリアトークライブを開催しました。
青山学院大学に在籍する2年生に”気になる職種/キャリア”のアンケートを取り、トップ3に入った『広告プランナー』、『起業家』、『Webデザイナー』として活躍する3名のプロの方にご登壇頂きました。
社名や名前は当日まで伏せていたことや、『聞いたほうがいい話』と『聞きたいなと思っていた話』をプロから赤裸々に聞くことができ、変にフィルターをかけることなくお話を聞くことができました!
キャリアトークライブイベント詳細はこちらから
2022年7月7日、青山学院大学進路・就職センターと株式会社shabellが協同し、「キャリアトークライブ」を開催しました。青山学院大学 キャリアトークライブ2年生キャリアガイダンス参加者に気になる職種/キャリアのアンケート[…]
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