東京・大阪・福岡で開催中の「しゃべる就活」。実践的なビジネスワークショップを通じて、自然体のあなたの強みを発揮できるイベントです。人事からの丁寧なフィードバックや、直接スカウトを受けられるチャンスもあります!
今回は、昨年このイベントに参加した2人の就活生にインタビューしました。しゃべる就活に参加したきっかけから得られた気づきまで、リアルな体験談をお届けします。
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就活初心者も、経験者も。これまでとは違う新しい就活体験。
——まず、しゃべる就活に参加したきっかけを教えてください。
N.Sさん: 私は友人の紹介がきっかけです。
当時、就活をまだ本格的に始めていなかったのですが興味がわいて参加しました。私はグループワークが好きなので、活躍できる場面があるかも…という期待がありました。
K.Nさん:僕は就活生向けのアプリを通じて知りました。
最初は「あわよくばスカウトや内定が欲しいな」と言う気持ちだったのですが参加してみると、とにかく楽しくてリピートしました。実は僕、しゃべる就活は計3回参加しているんです(笑)
——それぞれ全く違う経緯での参加だったんですね。これまでの就活はどんなスタイルでしたか?
N.Sさん:私はしゃべる就活が初めてのイベント参加でした。それまでスカウト系のツールも使ったことがなかったので、企業から直接スカウトや評価をいただける仕組みがとても新鮮に感じました。
就活って、どうしても自分で調べられる範囲に限りがあって、有名な企業や知っている名前の会社しか見に行かないことが多いと思うんです。
でも、しゃべる就活では、これまで知らなかった企業とも出会える。そういった偶然の巡り合わせに期待して参加しました。
K.Nさん: 僕は、社長とご飯にいけるイベントや就活ゲーム、グループディスカッション系など、色々なイベントに参加していましたね。
学生生活の中でも起業など様々なことを経験してきたので、「自分の経歴を見て評価してくれる人事と話したい」と言う思いがありました。
”働くリアル”を擬似体験。夢中になる程楽しい就活って?!
——実際にしゃべる就活に参加してみて、どうでしたか?
N.Sさん: 最初はすごく緊張しました。人事の方がずっと見ていて、評価を細かく書いてくださるんです。
また、普段大学でやっているようなグループワークではなくて、短い時間の中でビジネスとして成立させられるものを考えなければならない難しさがありました。
でも実際グループワークが始まると、夢中になってのめり込んでしまいました。空気を和ませたり、盛り上げたりするのが得意なので、その部分を発揮できたと思います。
K.Nさん: 僕は営業役がすごく楽しかったですね。限られた時間内に商品企画をまとめて提案しなきゃいけないので、ただのアイデア出しではなく、リスクや質問に備えることが重要でした。
営業経験があったので、どんな質問にも即答できるように準備して臨みました。その結果、ある企業からは「一番目立っていた」と言われ、終わった後に個別で連絡やスカウトをいただけました!
——参加を通じて、自分自身の就活に変化はありましたか?
N.Sさん:企画側も営業側も実際に体験して「やっぱり営業が楽しい」と気づきました。就活の軸が定まったイベントでしたね。
イベント終了後にはオフィスに招待して下さった企業がいました。単なる会社説明にとどまらず、私たちの就活相談にも丁寧に応じてくださって、「学生にここまで寄り添ってくれる企業があるんだ」と実感できたのも大きな収穫でした。
K.Nさん:人事の方が本当に細かいところまで見てくれていて、フィードバックが参考になりました。
「相⼿と⼼地よいコミュニケーションが取れていた」とか 「周囲が発言している中でメモを作り出していて、周りがよく見えていた」といった言葉をいただけて嬉しかったです。
フィードバックを通じてまだ知らない”自分”や”企業”と新しく出会える
——人事から評価を受けて意外に感じたことはありましたか?
N.Sさん:自分では弱みだと思っていた言語化スキルを評価されたことです。苦手だと感じていた部分を褒められて、自信につながりました。
K.Nさん:僕は多くの企業からS評価をもらえた中で、厳しい評価の企業もあったことが印象的でした。
企業ごとの評価基準も様々で、「一緒に働きたいかどうか」本気で考えているからこそ、自分に合っている企業とマッチングできる仕組みだなと感じました。
——実際に選考や内定には繋がりましたか?
N.Sさん:イベント後が忙しくなるくらい、本当にたくさんの出会いがあって。5社くらい選考を受けて、内定をいただいた企業もあります。
K.Nさん:面談の機会をいただいたり、連絡先を交換してくださる企業もありました。ただ、その頃は自分のやりたいことが定まり始めた時期だったので、実際の選考までは進みませんでした。
「活躍できる社会人に」まずは一歩を踏み出そう
——実際に参加してみて、どんな人におすすめしたいと感じましたか?
K.Nさん:選択肢が多すぎて迷っている人に特におすすめです。
今の就活は売り手市場で、自分から企業を「選ぶ」感覚が強い学生も多いと思います。
でも、しゃべる就活では「どんな場面で自分が求められているのか」がわかるし、直接対話できるからこそ“個人”を深く見てもらえます。
お互いに「選ぶ/選ばれる」という立場になることで、良い関係性を結べる場だと思います。
N.Sさん:私は2つあって、1つはまだ就活を始めていない初心者におすすめしたいです。
まだ何もわからなくても、とりあえず参加して頑張ってみてください。そうすれば自然体な自分の良さを企業の方が見つけてくれると思います。
もう1つは就職後に活躍していきたい人です。しゃべる就活では、疑似的に働く姿を企業に見てもらえるので、採用側も入社後のイメージが湧きやすいと思います。入社後のミスマッチも少なくなると感じました。実際に、評価を下さる企業の方を見ていると学生に対して「本気で活躍してほしい」「成長してほしい」という想いが伝わりました。
——最後に、しゃべる就活を一言で表すと?
K.Nさん:「発見と成長」ですね。
まず発⾒。ビジネスワークを通じて「自分に何ができるか」が明確にわかります。自分のやりたいことと向いていることが一致しているのか、短時間で確かめられるのは大きな価値だと思います。
さらに、方向性が定まることで今後どんな成長を目指せばいいのか、その道筋が見えてきます。体験してこそ実感できる学びや楽しさがあるので、まずは一度参加してみてほしいです!