ボーナス前に退職するのはもったいない?ボーナスをもらって退職するための適切なタイミングとは?

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「もうこの会社を辞めたい!」と思ったとき、すぐに退職を決める人もいるかもしれません。ですが、少し待ってください。退職のタイミングを間違えると、本来もらえるはずだったボーナスを失う可能性があります。

ボーナスは、会社で一定期間働いたことに対する報酬です。もし、あと数週間待てばボーナスが支給されるのに、支給日前に辞めてしまうと、そのお金を受け取ることができません。せっかく頑張って働いたのに、少しのタイミングのズレで損をするのはもったいないですよね。

この記事では、ボーナスをしっかり受け取るために知っておくべきポイントや、退職のベストなタイミングについて詳しく解説します。

ボーナスをもらうための条件とは?

ボーナスは、すべての会社で必ず支給されるものではなく、会社の業績や個人の成績によって金額が変わることもあります。しかし、多くの会社では、「ボーナスの支給日に在籍していること」が支給の条件になっています。

例えば、ボーナスの支給日が「6月30日」の場合、その日に会社に在籍していればボーナスがもらえます。しかし、もし6月20日に退職してしまったら、たとえボーナスの計算対象期間に働いていたとしても、ボーナスは支給されません。

また、一部の会社では「査定期間中に在籍していたこと」が条件になっている場合もあります。たとえば、評価対象期間が「昨年10月~今年3月」で、あなたがその期間にしっかり働いていたなら、支給日さえ過ぎればボーナスを受け取れる可能性があります。

ボーナスを確実にもらうためには、会社の就業規則や給与規程をしっかり確認することが大切です。

ボーナス前に退職するとどれだけ損する?

ボーナス前に退職すると、具体的にどれくらい損をするのでしょうか?

例えば、あなたの会社のボーナスが50万円だとします。もし、支給日の1週間前に退職してしまったら、たった1週間早く辞めたことで50万円を失うことになります。これは1ヶ月の給料以上の金額になることもあり、冷静に考えると大きな損失ですよね。

また、ボーナスは年収の一部として計算されるため、転職時の給与交渉にも影響します。たとえば、年収400万円の人がボーナスをもらわずに辞めた場合、実質的に年収は350万円に下がります。これでは、次の職場で「前職の年収を考慮して給与を決める」と言われたときに、不利になってしまうこともあります。

このように、ボーナスを逃すことは、単なる一時的な損ではなく、将来的な年収にも影響を与える可能性があるのです。

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退職のタイミングを上手に決めるポイント

ボーナスをしっかり受け取ったうえで退職するには、計画的に行動することが大切です。支給条件を確認し、転職スケジュールを調整することで、無駄なくボーナスを受け取ってから退職できます。ここでは、具体的な方法を詳しく説明します。

 ボーナス支給日を確認する

まずは、会社のボーナス支給日を正確に把握しましょう。ボーナスの支給日は、以下の方法で確認できます。

就業規則や給与規程を確認する

会社のルールが書かれた就業規則や給与規程には、ボーナスの支給日や支給条件が記載されています。社内のイントラネットや総務部門に確認すると、詳細な情報が得られます。

過去の給与明細をチェックする

例年の支給日がほぼ決まっている会社も多いため、昨年のボーナス支給日を確認すると、おおよその日程がわかります。

上司や同僚にさりげなく聞いてみる

「そろそろボーナスの時期ですね」と雑談の中で聞くと、支給予定日を把握しやすくなります。ただし、退職の意向を知られたくない場合は、慎重に話を持ちかけましょう。

支給日がわかったら、最低でもその日までは在籍するようにスケジュールを調整しましょう。

転職先の入社日を交渉する

次の職場が決まっている場合、入社日を調整することで、ボーナスを受け取った後にスムーズに転職することが可能です。

入社日を調整するポイント

転職先の企業には、「現職の業務引き継ぎのため、少し調整が必要です」と伝えると、柔軟に対応してもらえることが多いです。

ボーナス支給日から1~2週間後の入社日を希望すれば、心身を休める期間も確保できます。

「最短でいつ入社できますか?」と聞かれた場合でも、無理に早く入社する必要はありません。交渉すれば入社日を1か月程度ずらすことも可能です。

ただし、転職先で「早く入社すれば好条件になる」といったメリットがある場合は、ボーナスを待つよりも早く転職する選択肢も考えましょう。

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有給休暇を活用する

退職する際には、有給休暇をうまく使うことで、実際に出勤せずにボーナス支給日まで在籍することが可能です。有給休暇を活用すれば、ボーナスをもらったうえで、実質的に早く退職できます。

有給休暇の活用方法

退職日の1か月以上前に有給消化の計画を立てる

有給休暇の残日数を確認し、計画的に消化しましょう。

たとえば、有給が20日残っていれば、1か月前に出勤を終えても給与が支払われます。

退職の意思を伝える際に「有給消化を希望する」と伝える

退職願を出すときに、「有給を消化したい」と明確に伝えることが重要です。

会社側から「有給消化は難しい」と言われることもありますが、法律上は会社が有給取得を拒否することはできません。

ボーナス支給日まで有給休暇を使って在籍する

ボーナスの支給日が12月15日なら、12月1日から有給消化に入り、実際には働かずにボーナスを受け取ることが可能です。

有給休暇を取得する際の注意点

・会社によっては「有給休暇は退職日までに消化すること」と決められている場合があります。事前に確認しておきましょう。

・上司が有給消化を認めないケースもありますが、労働基準法では従業員の有給取得を認める義務があるため、強く主張すれば問題なく取得できます。

・退職を伝えるタイミングが遅れると、引き継ぎの関係で「有給消化が難しい」と言われる可能性があるので、早めに行動しましょう。

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【例外】ボーナス前に辞めるべきケース

基本的にはボーナスをもらってから退職するのが得策ですが、すべてのケースで「ボーナスを待つべき」とは限りません。以下のような場合は、ボーナスを待たずに早めに退職する選択も考えるべきです。

ボーナス前に辞めるべきケース① 心身の健康を損なうほどのブラック企業

長時間労働やパワハラなど、労働環境が悪く、心身の健康に悪影響を及ぼしている場合は、ボーナスよりも 自分の健康を最優先すべき です。

例えば、次のような状態が続いている場合、ボーナスを待たずに退職することを検討しましょう。

・長時間労働が常態化し、睡眠時間が極端に少ない
・上司や同僚からのパワハラ・モラハラで精神的に追い詰められている
・出勤するのがつらく、うつ症状のようなものが出ている
・会社の雰囲気が悪く、ストレスで体調を崩している

ボーナスは大切ですが、心身を壊してしまっては意味がありません。無理をせず、自分を守ることを最優先にしましょう。

ボーナス前に辞めるべきケース② 転職先の条件が非常に良い場合

次の転職先で 「早く入社すると年収がアップする」「良いポジションが用意されている」 などの特典がある場合は、ボーナスにこだわりすぎず、早めに転職したほうが良いケースもあります。

例えば、こんな状況ならどうでしょう?
・「〇月〇日までに入社すれば、年収が50万円アップする」
・「今すぐ入社すれば、マネージャー職で採用されるが、遅れると一般職になる」
・「プロジェクトの開始時期が決まっており、早く入社しないとチャンスを逃す」

こうしたケースでは、ボーナスを待つよりも、転職先でのキャリアアップを優先したほうが、長期的に見て得 になることがあります。

ボーナス前に辞めるべきケース③ 会社の業績が悪く、ボーナスが期待できない場合

会社の経営が厳しく、ボーナスがほとんど出ない可能性があるなら、ボーナスを待たずに退職するのも合理的です。

次のような兆候がある場合、ボーナスがカットされるリスクがあります。
・会社の業績が悪化し、赤字が続いている
・上司や経営陣が「今年のボーナスは厳しいかも」と言っている
・最近、経費削減や人員整理が行われている

このような状況では、ボーナスを待っても期待できないため、転職活動を優先したほうが良いでしょう。

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まとめ

ボーナスは、条件を満たせば確実にもらえるお金です。退職を急ぎすぎると、大きな損をしてしまう可能性があります。

・ボーナス支給日の確認をし、できるだけ受け取るようにする
・転職先の入社日を調整し、ボーナス後の退職を検討する
・どうしても早く辞めたい場合は、転職先に相談して補填できるか確認する

一方で、ブラック企業で心身を壊しそうな場合や、転職先で大きなチャンスがある場合は、ボーナスを待たずに辞める選択も必要です。

大切なのは、「自分にとって最も有利なタイミングで退職すること」です。冷静に状況を判断し、後悔のない決断をしましょう!

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