「インターンシップって何が学べるの?」「就活に有利なの?」「メリットって何?」
そんな疑問を持った大学生に向けて、今回は私のインターンシップ体験談をお話しようと思います。
私は大学生活を通して3つのインターンシップに参加をしました。
参加をしたインターンシップは下記の通りです。
①大学2年生で参加をした1dayインターンシップ(PR業界のベンチャー企業/企画職)
②大学3年次に参加をした3ヶ月の長期インターンシップ(人材業界のベンチャー企業/営業職)
③大学4年次に参加をした1年間の長期インターンシップ(IT業界のメガベンチャー企業/営業とコンサル)
1day、短期、長期の3つの種類に分けそれぞれのインターンで学んだことやメリットをお伝えしていきます。
インターンシップの種類やメリットなどについては、こちらの記事でご紹介しています!
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インターンをしようと思った理由は、「今しかできないことをしたかった」から
ちなみに、私は優秀な学生とはとても言えない学生生活を送っており、GPAは3.0以下、サークル活動もせず、ほとんどの学生生活をアルバイトに費やしていました(笑)
そんな不真面目大学生の私が、インターンシップに興味を持った理由は大きく3つあります。
1.今しかできないことを経験したかったから
私は学生生活を通して、”遊び”や”旅行/バックパッカー”、”アルバイト”など、THE大学生という思い出はたくさん作ってきました。
でもそれらと同じように、”インターンシップ”も今しかできない経験だということに気づいたんです。
社会人になると、簡単に職を変えることはできませんし、色んな会社の中身を除くことも難しいです。でも、学生インターンという立場を使うことで、たくさんの人と関わりを持て、いろんな職種や会社に触れることができます。
2.社会人としてのスタートダッシュを切りたかったから
インターンシップとアルバイトの大きな違いは、就業体験ができるかできないかです。
プレ社会人として実際の業務に触れたり、ビジネスマナーを学べる機会を学生の間に経験することはメリット以外の何物でもありません。これと言ったスキルや強みが無くても受け入れてもらえる環境も、インターンならではです。
むしろ、”何もスキルや強みを持っていない”からこそ、学びや気づきは多かったように感じます。
これらの経験は、学生の間は成長に気づきにくいかも知れませんが、社会人になると、新人研修や飲みの席、業務において周りとの差を大きく感じられます。
3.自己分析をしたかったから
大学2年、3年生の頃、私は”興味のある業界はどこなのか”、”自分に向いている職種は何なのか”、全く分からなかったんです。そこで、インターンシップを活用し、実務経験や実際に働いている人とのコミュニケーションを通して就活軸を定めていきました。
実際に経験をすることによって自分の向き不向きも明確になりますし、会社理解や自己理解がとても深まりました。
就活を有利に進めるためにインターンシップを行う、というより「ふるいにかける」ために使うのも一つの手ではないでしょうか。
次に、私が学生時代に参加をしたインターンシップの内容をご紹介していきます。
「こんな経験をしてきた人もいるんだ」と、あくまでも参考程度にご覧ください。
1社目:1dayインターンシップ
参加時期や業界
参加したインターンの種類:1day インターンシップ
参加時期:大学2年生の冬
業界や職種:PR業界のベンチャー企業/企画職
きっかけ
きっかけは、PR業界って実際にどんな仕事をするのだろうと疑問に思ったこと。PR会社をインターネットで調べ尽くし、興味のある会社を見つけ、企業の採用ページから自分でエントリーをしました。
インターンシップを見つける手段として、Wantedlyやマイナビなど学生が活用できる媒体はたくさんありますが、私はいずれも使うこと無く大学生活を終えました。(これは、きっと特殊なパターンだと思うので、参考にしなくても大丈夫です)
自社の採用ページから募集をしている企業もたくさんあるので、気になる企業があったらHPまでチェックをすることをおすすめします。マイナビやリクナビなどには載せていない募集が見つかるかも知れません!
インターン内容
私が参加をしたのは1dayのインターンシップだったので、内容は短期インターンや長期インターンと比べると薄いかったです。行った内容としては、PR会社が過去に実際に行った案件をグループワークで取り組むというもの。
ランダムに分けられたチームでそれぞれ役割を決め、イベントの名前や内容、予算などを決め、注目を集めるための施策を考え発表をし、フィードバックをもらうまでを3時間かけて行いました。
ちなみに私たちのチームは1位に選ばれ、インターンシップ後、社員さん達にご飯に連れて行ってもらいました!
メリット
・業界や職種が自分とあっているのか判断することができた
・短い時間の中で実際に行っている業務内容や、やりがいを感じることができた
・グループワークだったため、その後の就活で活かすことができた
・実際に会社に訪れ、社員さんともお話をする機会を得ることができた
・学生同士の繋がりができた
2社目:長期インターンシップ
参加時期や業界
インターンの種類:長期インターンシップ(3ヶ月)
時期:大学3年生の秋
業界/職種:人材業界のベンチャー企業/営業職
きっかけ
ある就活イベントに参加をし、座談会を通してこの企業さんと出会いました。人事さんだけではなくトップセールスの方も居たので、その方とお話をする中で、私に興味を持ってもらいインターンシップのお話をいただきました。
業務内容
業務内容は、主にテレアポです。3ヶ月の間、週に3回フルタイムで出社をしていました。
基本的にはずっと架電をしていましたが、アポを取った企業の商談に同席をさせていただく機会や先輩の商談に同行させて頂く機会もありました。
メリット
・営業職の厳しさや楽しさを学生の間に知ることができた
・働くことについて深く理解できた
・就職活動で語れる経験であり、他学生と差をつけられる
・学生扱いではなく社会人として扱ってもらえるので、成果が求められた仕事を経験できる
・就活軸が定まった
3社目:長期インターンシップ
参加時期や業界
インターンの種類:長期インターンシップ(1年間)
時期:大学4年生の春
業界/職種:IT業界のメガベンチャー企業/営業職&コンサルティング職
きっかけ
今回私が参加をしたインターンは就活前のインターンではなく、「内定者インターン」という、その企業に入社をする学生が内定〜大学卒業までの間就業するインターンシップでした。
大学3年の終わりに選考をスタートし、大学4年の4月に内定をいただき、インターンを開始した、という流れのため、あまり参考にはならないかも知れませんが、長期インターンとはどういうものか、イメージをつけてもらえたら幸いです。
業務内容
まず最初の2ヶ月は業界理解、会社理解のため、歴史や部署、サービス内容まで幅広く学びました。
その後は希望部署によってエンジニアと営業の課題を設けられ、部署を回りながら部署ごとの業務内容の理解を深めます。課題にクリアすると配属面接へと移り、無事配属が決定したら大学卒業までその部署で実務経験を積みます。
そのため、新規営業ではテレアポや商談、コンサル営業では既存クライアントのアップセル、その他インサイドセールスなど、インターンを通して一通り経験を積みました。
メリット
・コロナ禍でも安定した収入を得られた
・働くことに対する価値観の変化を得られた
・結果にはシビアだが、その分学びも多い
・実務レベルのスキルを身につけることができた
・理想の社会人像やキャリアプランが明確になった
インターンはメリットがたくさん!
いかがでしたでしょうか。
私は学生生活を通して3つのインターンシップに参加をしてきましたが、結論、インターンシップは挑戦してみたほうが良いと考えています。その理由としては、やはりメリットが多いから。
就活の面接で有利になるという視点ももちろんあるとは思いますが、就活のためにというよりは、自己分析や社会人のスタートダッシュを切るためなど、その後の自分の社会人生活のために経験してみてほしいです。
一度しか無い”新卒”のキャリアを無駄にしないためにも、皆さんも是非インターンに挑戦してみてください!